移動支援
移動支援とは,屋外での移動が困難な障害者・児に社会生活上必要不可欠な外出及び余暇活動等の社会参加のための外出支援を行う地域生活支援事業の障害福祉のサービス.
対象者
障害があり,市区町村が外出時に移動の支援が必要と認めた方.
障害支援区分に関わらず,市区町村から受給者証を発行されたら利用可能です.
サービス提供者
サービスを提供するに相応な者として市区町村が認めた方が提供できます.
市区町村が居宅介護等個別給付のサービス提供を行う指定事業者やこれまで支援費制度で移動介護の提供を行なって居た指定事業者へ事業委託し,提供します.
サービス種類
個別支援型
個別的支援が必要な利用者へマンツーマンによる支援を行います.
グループ支援型
複数の利用者への同時支援を行います.
屋外のグループワークや同一目的地・同一イベントへの複数人同時参加の際に行う支援です.
車両移送型
福祉バス等の車両の巡回による送迎支援を行います.
公共施設・駅等の経路を定めた運行や各種行事の参加のための運行等を必要に応じて行う支援です.
サービス内容
各市区町村によって可能な外出先等に違いがあります.
基本的に行政機関に関わる手続き・選挙の投票・金融機関等への社会生活上必要不可欠な外出や美術館観賞・博物館観賞・コンサート会場・美容院・理容院・買い物等への社会参加のための余暇活動や文化活動等の外出ができます.←遊びに行く感じのは基本的に OK です.
通勤・営業活動等の経済活動に関わる外出や通学・通所・通園等の長期にわたる外出,公共の秩序に欠ける場所への外出,政治活動・宗教活動に関わる外出,宿泊を伴う外出は基本的にできません.
ただし経済活動に関わる外出や長期にわたる外出等は状況に応じて可能となる場合もありますので,市区町村に確認して見てください.
導入
- 市区町村へ申請
- 移動支援事業サービス支給申請書を提出
- 市区町村からサービス利用が適当と判断され,支給決定通知書・受給者証が郵送される
- 事業所と契約
- サービス提供開始
と言う手順で導入できます.
わからない事等がある場合,担当の相談支援専門員に相談して見てください.
Case Mayo
Mayo は重度訪問介護を優先と言う条件付きで,移動支援を年に 300 時間支給していただいて居ます.
Summary
今日は移動支援について紹介しました.
今回移動支援について調べて見て,知らない事が沢山でした.
とても勉強になりました.
良かったら,読んでもらえると嬉しいです.
Information & Life では,サービス・システムやケア・治療・グッズについて紹介して居ます.
参考にしていただければ嬉しいです.
次回もぜひ読んでください.
Mayo
参考資料
- 障害者等の移動の支援について
- 厚生労働省社会・援護局 地域生活支援事業の実施について
- LITALICO発達ナビ 移動支援とは?同行援護・行動援護との違い、費用、サービス利用までの流れ、通学・通勤の利用について
Mayo と申します.
1995/12/19 生まれの A 型です.
脊髄性筋萎縮症 (SMA) の I 型 (ウェルドニッヒ・ホフマン病) と言う疾患を持って居ます.
山田涼介くんがだいすきです.
Mayo EFIFS で好きな事を好きな時に UP して居ます.
Mayo profile はこちら→