訪問看護

2024/08/31

訪問看護とは,病院・診療所等を含む訪問看護ステーションから看護師が利用者の自宅に訪問し,利用者の疾患や障害に応じて必要な医療・看護を提供するサービス.
医療機関・施設や担当ケアマネージャー・担当相談支援専門員,介護事業所等と連携を取りながら,総合的なサービスを提供していただけるサービスです.

利用者が緊急時訪問看護加算・24 時間対応体制加算に同意して居る場合, 24 時間 365 日電話対応や緊急時対応をする訪問看護ステーションもあり,体調等に不安があったり医療依存度が高かったりする利用者も安心してサービスを受ける事ができます.

対象者

疾患や障害等がある居宅で療養して居る方で,医師が訪問看護を必要と認めた方が対象です.
年齢等の制限はありません.
40 歳未満の方で要介護・要支援以外の方は医療保険,要介護・要支援の方は介護保険が適用されます.
基本的に介護保険が優先されますが,医師の指示等によって医療保険が適用される場合もあります.

支援内容

  • 健康状態の観察・アセスメント
  • 日常生活の介助・指導
  • 医療処置や点滴・注射等による投薬
  • 医療的ケアの実施・指導・実地研修
  • 医療機器・薬剤・栄養の管理・指導
  • ターミナルケア
  • リハビリテーション
  • コミュニケーションの支援
  • 家族や介助者の相談・助言
  • その他総合的な医療・看護・介護

を提供するサービスです.

訪問時間

医療保険

通常,週 3 回までの 1 回訪問時間は 30 分 – 1 時間 30 分程.
利用者や家族の希望から決定します.
また疾患や状態等によって毎日や同日複数回訪問も可能です.

介護保険

ケアプランに則った訪問時間.
1 回訪問時間は 20 分,30 分,1 時間,1 時間 30 分の 4 区分です.

導入

医療保険

  1. 主治医または訪問して欲しい訪問看護ステーションに相談
  2. 主治医と訪問看護ステーションが連絡を取る
  3. サービス可能な場合,主治医から訪問看護ステーションへ訪問看護指示書が交付される
  4. 訪問看護サービス提供開始

と言う手順で導入できます.

※ 一般的な導入手順です.

介護保険

  1. 担当ケアマネージャー・地域包括支援センター・市区町村役所の介護保険窓口・保健所や保健センターの保健師・病院の地域連携室や医療相談室等に相談
  2. 要介護認定を受ける (すでに受けて居る場合はスキップ)
  3. 担当ケアマネージャーとサービスを検討する
  4. 主治医と訪問看護ステーションが連絡を取る
  5. サービス可能な場合,主治医から訪問看護ステーションへ訪問看護指示書が交付される
  6. 訪問看護サービス提供開始

と言う手順で導入できます.

※ 一般的な導入手順です.

Case Mayo

Mayo は 1 訪問看護ステーションから 1 名の看護師さんに担当していただいて,週 1 回 1 時間 30 分程,訪問していただいて居ます.
訪問看護時には健康状態の観察や入浴時の処置,皮膚の状態観察,軟膏の塗布等をしていただいたり,体調や日常生活,ケアについての相談にのっていただいて居ます.
そしてヘルパーさんに喀痰吸引や経管注入等をしていただくための実地研修や体調不良等で点滴・注射が必要な場合や処置が必要な場合にも臨時で訪問していただいて居ます.

Mayo に入ってくださる看護師さんはとても優しくて,Mayo の変なこだわりにも付き合って,尊重してくださりながらいろいろな事について教えていただいて,本当にありがたいです.
いつもわがままでごめんなさい (泣)
看護師さんに来ていただくとほっこりします.

これからも看護師さんに訪問していただいて,いろいろな事を教えていただきたいと思って居ます.

Summary

今日は訪問看護について紹介しました.
Mayo が訪問看護師さんにしていただいて居る事を含め,一般的な導入や時間数についても紹介させていただきました.
興味がある所だけでも良いので,読んでもらえると嬉しいです.

Information & Life では,サービス・システムケア・治療・グッズについて紹介して居ます.
参考にしていただければ嬉しいです.
次回もぜひ読んでください.

Mayo

参考資料

Mayo
Mayo

Mayo と申します.
1995/12/19 生まれの A 型です.
脊髄性筋萎縮症 (SMA) の I 型 (ウェルドニッヒ・ホフマン病) と言う疾患を持って居ます.
山田涼介くんがだいすきです.
Mayo EFIFS で好きな事を好きな時に UP して居ます.
Mayo profile はこちら→

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