居宅介護・ホームヘルプ
居宅介護・ホームヘルプとは,居宅でヘルパーが利用者の自宅等に訪問し,必要な支援・ケアや生活等に関する相談・助言等を行う障害福祉のサービス.
利用者の身体に触れてケアを行う身体介護と家事等を行う家事援助に分かれて居て,最長 3 時間程度訪問します.
対象者
- 障害支援区分 1 以上 (障害児の場合は障害支援区分 1 に相当する状態)
- 身体介護を伴う通院等介助が必要な場合は障害支援区分 2 以上及び障害支援区分認定調査項目のうち,次のいずれかが認定されて居る
- 歩行 : 全面的な支援が必要
- 移乗 : 見守り等の支援が必要 以上
- 移動 : 見守り等の支援が必要 以上
- 排尿 : 部分的な支援が必要 以上
- 排便 : 部分的な支援が必要 以上
方が対象となります.
サービス種類
身体介護
ヘルパーが利用者の身体に触れてケアを行う居宅介護・ホームヘルプのサービスです.
- 起床介助・モーニングケア
- 就寝介助・イヴニングケア
- 食事介助
- 服薬・水分補給の介助
- 入浴介助
- 清拭
- 更衣介助
- 身体整容
- 体位交換
- 排泄介助
等のサービスを提供します.
家事援助
利用者が日常生活を送るための必要な援助をヘルパーが行う居宅介護・ホームヘルプのサービスです.
- 掃除・ゴミ出し
- 洗濯
- 衣服の整理・被服の補修
- 調理
- ベッドメーキング
- 生活必需品の買い物
- 薬の受け取り (利用者が受診し,処方箋から薬局に薬を取りに行く支援です)
- 育児支援 (育児中の利用者を対象に家庭の状況を踏まえ必要と判断された場合のみ利用可能)
等のサービスを提供します.
通院等介助
利用者が通院や官公庁を訪れる場合等に,
- 車両への乗車・降車の介助
- 通院先での受診手続き
- 通院・訪問に伴う屋内外での介助
等のサービスを提供します.
ヘルパーが運転する車両での移動や公共交通機関を利用しての移動が可能です.
ですが,ヘルパーが運転する車両での移動の時間や診察・治療の時間は通院等介助対象となりません.
通院時の待ち時間も対象となりませんが,待ち時間に排泄介助や更衣介助が必要な場合は対象となる場合があります.
通院等乗降介助
通院等にてヘルパーが運転する車両への乗車・降車の介助及び
- 乗車前・降車後の移動介助
- 通院先での受診手続きや移動介助
のいずれかのサービスを提供します.
通院等乗降介助は必要回数で支給されます.
また通院乗降介助の前後に連続して身体介護を行う場合は通院等介助となります.
その他
身体介護・家事援助に加え,ヘルパーが生活等に関する相談や助言を行います.
2 時間ルール
同日に居宅介護・ホームヘルプを 2 回以上利用する場合は原則として 2 時間以上間隔を開けなければならないと言うルールがあります.
ですが,身体の状況等から短時間の間隔で短時間の滞在より複数回の訪問を行う必要がある場合は例外もあります.
導入
居宅介護・ホームヘルプの利用は障害福祉サービスを申請・導入する必要があります.
障害福祉サービスについて知りたい方はこちら.
Case Mayo
Mayo は居宅介護・ホームヘルプの身体介護を月に 45 時間支給していただき,週 8 時間利用して居ます.
身体介護では週 1 回,1 回 2 – 3 時間,ヘルパーさんに訪問していただき,入浴介助や身体整容,体位交換をしていただいたり,相談に乗っていただいたりして居ます.
Mayo が利用して居る居宅介護・ホームヘルプはこの様な感じです.
Summary
今日は居宅介護・ホームヘルプについて紹介しました.
Mayo 自身,利用して居るサービスなので知って居る事も沢山でしたが,知らない事も沢山あり,勉強になりました.
今回,紹介できて良かったです.
Mayo が利用して居る居宅介護・ホームヘルプも簡単に書かせていただきました.
興味がある所だけでも良いので,読んでもらえると嬉しいです.
Information & Life では,サービス・システムやケア・治療・グッズについて紹介して居ます.
参考にしていただければ嬉しいです.
次回もぜひ読んでください.
Mayo
参考資料
Mayo と申します.
1995/12/19 生まれの A 型です.
脊髄性筋萎縮症 (SMA) の I 型 (ウェルドニッヒ・ホフマン病) と言う疾患を持って居ます.
山田涼介くんがだいすきです.
Mayo EFIFS で好きな事を好きな時に UP して居ます.
Mayo profile はこちら→